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2008 年
5 月
23 日 釧路湿原を守る幾重もの思い 〜環境建設委員会視察その@〜 |
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国内最初のラムサール条約登録湿地で約200km2、国内最大の湿地帯ですが、この湿地帯に近年急激な変化がみられています。湿地は自然に流入する土砂でゆっくり低平地化し、その変化速度は1000年オーダーだそうですが、近年数十年でハンノキ林の面積が4倍湿原面積が3割消失しているそうです。この主な原因は周辺の森林伐採、土地利用を図るための川の直線化、農地、宅地などの開発です。21日に音根内ビジターセンター(写真上)では木道を歩いて湿原の様子を観察。確かにハンノキは多く見られましたが(写真左下)、これが乾燥化の前触れとは!「釧路湿原の河川環境保全に関する検討委員会」がH11〜15年設置され、地域住民、農・漁業者、NGO、専門家、自治体、国などの参加者で議論が進みました。6つの小委員会、全体構想作成のワーキンググループ、地域住民との意見交換、ミニシンポジュウムなど重ね、長期的な目標は1980年のラムサール条約登録当時の環境への復元です。目的達成のための施策12項目にわたり計画が立てられました。 その一つ、直線化した川を復元する計画、湿原の中心を流れる釧路川の茅沼地区の工事現場を視察。(写真右下)前日の雨のため蛇行する川の方面だけの視察でしたが、その豊かな川の水量に圧倒されました。1980年に直線化した川を今度は5年かけて(総工費9.1億円)復元。ちょっと複雑な気持ちですが、この事業は進めるしかないことは実感。この釧路の豊かな湿原を守る計画は全国の注目を集め今、進行中です。 | ||
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