社会の有り様を問う 東京都議会議員 原田恭子
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2007 年 11 月 26 日    
社会の有り様を問う
〜生活困窮者支援現場からのメッセージ〜
26日の午後、「貧困問題から見た社会的企業」と題して「貧困襲来」の著者・湯浅誠さんをお迎えしての学習会に参加しました。(市民セクター政策機構主催)湯浅さんはNPO自立生活サポートセンター「もやい」など事務局長を務め90年代から生活困窮者支援活動に携わっています。
 もやいは住宅の確保のために連帯保証人システムをつくり路上生活者などに住宅を提供するしくみをつくり、また「あうん」を立ち上げ、引越しや片付け業務を請負い、リサイクルショップを経営し雇用を広げています。その体験から現在日本を襲っている貧困についてその構造的な深刻さを語ってくれました。
 経済成長の時代、働けば何とか食っていけたが、教育でおちこぼれると会社からもはじかれ不安定の仕事ゆえ労働条件は劣悪、親との同居がない場合は完全に貧困へと落ちていく歯止めがかからない「すべりだい社会」だ。刑務所を満期出所した65歳以上の高齢受刑者の7割が再入所している。社会のセイフティネットが崩れ刑務所がセイフティネット化している。何と言う社会!
 生活困窮者の質の向上のためには社会資源(生活相談・支援、トラブル・多重債務対応、精神的ケアなど)の充実と当事者のエンパワーメント(居場所の確保、自信を持つ、受け入れられる場所など)がコンセプトと包括的。

 「社会的起業」が成立する条件として湯浅さんからのメッセージはめざす社会の指針と重なります。
@行政とNPOの対等なパートナーシップ
A寄付文化を育てる 
B特別ではなくあたりまえなこととして存在
 


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